中国で使う文字起こしアプリはiFlyTekの讯飞听见(xunfeitinjian)一択

 こんばんは。UTです。

 

 早速ですが、iFlyTek(アイフライテック)という企業をご存知でしょうか?中国はAI分野の発展に向けて5つの企業を選出しています。BATと呼ばれるバイドゥ、アリババ、テンセントに加え、センスタイム、そしてiFlyTekです。

 

 これら5社にはそれぞれの役割が与えられており、バイドゥには自動運転、アリババはスマートシティ、テンセントは医療画像診断、センスタイムは顔認証、そしてiFlyTekには音声認識に関する分野をリードすることが求められています。

 

 iFlyTekの企業詳細については以下ページをご参照いただければ、大枠を理解できるかと思います。

 

glotechtrends.com

 

 私は2018年に中国で留学していましたが、それまで未経験の語学だった頃もあり初めは相手が何を言っているのかほとんど聴き取ることができませんでした。そんな中、色々な音声文字起こしや翻訳のアプリを試してみた結果、自信を持ってこう断言できます。

 

「文字起こし/翻訳アプリはiFlyTekの讯飞听见(xunfeitinjian)一択である」

 

※中国語の文字が打てない方は、以下の文字ををコピー&ペーストでApp Storeで検索ください。

讯飞听见

 

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右下のアプリ。Word等に起こす際には中国元での支払いが発生。

 

 iFlyTekは音声認識による翻訳デバイスを販売していますが、このアプリだけでも充分すぎるほどの精度を有しています。私は留学期間中だけでなく、その後、中国にある会社で働いていた際にも、重要な会議ではこのアプリを使い、リアルタイムで文字起こしや翻訳を行っていました。そうすることで、会議中に聴き取りづらいなと思ったらアプリの画面を見てその場で内容を理解することができますし、会議が終わった後に内容を振り返ることもできます。

 

騙されたと思って、まずは使ってみてください。

その精度に間違いなく驚かされることでしょう。

 

 最後に注意点です。リアルタイムで翻訳や文字起こしを見る際には問題ありませんが、あとで改めてWord等に文字起こしする際には中国元が必要となります。また、このアプリで可能な翻訳は、中国語→英語、英語→中国語、中国語→ロシア語の三つです。

 

それでは健康第一で、素晴らしい中国ライフをお過ごしください!